- 公開情報で分かることと、分からないこと
- 手元の製品が試験の条件にどこまで近いか、メーカーに聞く方法と答えの読み方
- 試験で測っていない悩みについて、カウンセリングで何を聞くか
結論:「3%・12週・約20%」は原料の試験の数字
「約20%アップ」の中身:公開情報で分かること・分からないこと
- 3%配合クリームと無配合クリーム(コントロール)を、それぞれ12週間塗った
- 4・8・12週のいずれでも、コントロール群よりDNA-Na群のほうが弾力性が有意に上がり、12週目には「約20%アップ」した
- 12週目には、DNA-Na群で水分蒸散量が下がり、肌の水分が増える傾向が見られた
| 項目 | 公開情報で分かるか | 分からないと何が困るか |
|---|
| 比べた相手 | 分かる(無配合クリーム) | ― |
| 測った時期 | 分かる(4・8・12週) | ― |
| 「約20%」の基準 | 分からない(開始時比か、対照との差か) | 効果の大きさを見積もれない |
| 被験者の人数・年齢 | 分からない | 自分の年代に近い結果か判断できない |
| 肌の状態の条件 | 分からない | 乾燥肌の人だけの結果かどうか分からない |
| 塗った量・回数 | 分からない | 自宅での使い方と比べられない |
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注意分からない項目があるから「効果がない」とは言えません。確かめられるのは「試験の条件と結果の一部」まで、ということです。
試験条件7項目と、市販品での確かめ方
| 試験の条件 | 試験の内容 | 市販品での確かめ方 | 確かめられないとき |
|---|
| 成分 | DNA-Na | 全成分の表示名称 | 加水分解DNA-Naなら別の成分として扱う |
| 由来 | サケ白子 | 商品ページの由来表記 | メーカーに聞く |
| 濃度 | 3% | 配合%が公表されているか | 表示の位置からは判断しない |
| 基剤 | クリーム | 製品の形 | 化粧水・美容液なら別の条件とみなす |
| 部位 | 顔 | 使う部位 | ― |
| 期間 | 12週 | 12週続けられるか | ― |
| 測定項目 | 弾力性・水分蒸散量 | 自宅では機器で測れない | 自分の記録は参考にとどめる |
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メーカーへの問い合わせと、答えの読み方
【問い合わせ例】
①DNA-Naの配合率は何%ですか(非公開の場合は、3%以上か未満かだけでも教えてください)
②原料の由来は何ですか(サケなどの魚か、それ以外か)
③この製品そのものでヒト試験をしていますか。していれば、期間・人数・測定項目を教えてください
④魚由来の場合、タンパク質を取り除く工程や管理基準はありますか
| 返ってきた答え | 読み方 | 次の一歩 |
|---|
| 3%以上・サケ由来・クリーム | 試験の条件に近い | 12週の記録を付けて試す |
| 3%未満、または非公開 | 試験の数字は当てはめられない | 使用感と肌の反応で評価する |
| 製品そのものの試験がある | 原料の試験より製品に近い根拠 | 期間・人数・測定項目を上の表と照らす |
| 由来がサケ以外、または不明 | 原料が試験と違う | 試験の結果は参考外として扱う |
| 魚由来で、魚アレルギーがある | 自分だけでは判断できない | 使う前に皮膚科で相談する |
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12週の記録を試験の測定時期にそろえる
- 始める日を決める:ほかの新しい化粧品と同じ時期に始めない
- 0週目を撮る:場所・光・時間帯を決めて、顔を撮る
- 4・8・12週に撮る:0週目と同じ条件で撮る
- 量と回数をメモする:1日に何回、どれくらい使ったかを書く
- 全成分とメーカーの回答を保存する:何を使ったか、あとで見返せるようにする
試験で測っていない悩みは、カウンセリングで何を聞くか
| 主な悩み | 試験の測定項目との関係 | 次の一歩 |
|---|
| 乾燥・キメ | 水分蒸散量に近い | 条件を確かめた製品で記録を付ける |
| ハリの低下 | 弾力性に近い | 配合%を確かめてから試すか決める |
| 毛穴・ニキビ跡・たるみ | 測定項目に入っていない | 化粧品で待つ根拠は弱い。医師に相談する |
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- 自分の悩みは、化粧品で様子を見てよい種類か
- 提案された治療で使う製剤は、国内で承認されているか。承認されていない場合、入手経路と、副作用が起きたときの救済制度が使えるか
- 必要な回数・間隔と、費用の総額
最終確認日:2026年9月29日
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