まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
注意
本記事の内容は一般的な情報整理であり、診断・治療の代わりにはなりません。施術後の化粧品使用の可否・再開時期は、必ず施術を受けたクリニックの医師の指示を優先してください。
ラネージュ クッションファンデに危険性はある?結論から3点
論点1:紫外線吸収剤は法令で成分と上限が決まっている
論点2:日本とEUで、ホモサレートの上限が違う
論点3:クッションは「同じパフを繰り返し使う」構造である
ネオクッション3種 × 美容医療後の適性 判定表

| 項目 | ネオクッション ザ マット | ネオクッション ザ グロウ | ネオクッション ミュイ |
|---|---|---|---|
| 表示SPF・PA | SPF42・PA+++ | SPF50+・PA+++ | SPF42・PA++ |
| 環境省 図3-2のシーン帯(表示値ベース) | 炎天下レジャー帯(SPF30〜50+/PA+++〜++++)に相当 | 炎天下レジャー帯に相当 | PA++は「屋外での軽いスポーツ・レジャー」帯 |
| ホモサレートの全成分表示順 | 4番目 | 4番目 | 公開情報で未確認 |
| EU基準7.34%との関係 | 配合率非公開のため適否判定不可(日本上限10%) | 同左 | 同左 |
| 仕上がり | マット(カバー力重視) | ツヤ | セミマット |
| 色数 | 全5色(17N/21C/21W/23N/25C) | 全5色(同左) | 全4色 |
| 施術後の推奨度 | △(要相談・密着性が高い) | ○(赤み沈静後・UV防御が最も高い) | ○(赤み沈静後・PA++は屋外時に留意) |
| 価格(15g・税込) | 3,300円 | 3,300円 | 参考価格3,520円 |
なぜPA++とPA+++の差が施術後に効くのか
表示SPF42は実際に何割届いている?塗布量から逆算する
前提となる公定法の数値
15gを使い切る期間から逆算する
- 基準塗布量:2mg/cm²(環境省 紫外線環境保健マニュアル2020 p.34)
- 内容量:15g(アモーレパシフィックジャパン PR TIMES 2026年2月/@cosme公式)
- 成人の顔面積:約400cm²(体格・性別で変動)
| 使い切るペース | 使用回数 | 1回あたり | 基準量0.8gに対する充足率 |
|---|---|---|---|
| 1か月で使い切る | 30回 | 約0.50g | 約63% |
| 2か月で使い切る | 60回 | 約0.25g | 約31% |
| 3か月で使い切る | 90回 | 約0.17g | 約21% |
この計算から導かれる実務
施術後にクッションファンデを再開する前の7項目チェック
| # | チェック項目 | NGだった場合の代替行動 |
|---|---|---|
| 1 | ☐ 施術医から指定された再開日を超えているか | 未達なら使用しない。医師の指示が他のすべてに優先します |
| 2 | ☐ 創部に痂皮(かさぶた)・浸出液・出血がないか | あればファンデーションは使用せず、患部を保護してクリニックへ相談 |
| 3 | ☐ パフは前回使用後に洗浄済みか | 未洗浄なら洗浄・完全乾燥まで使用しない(未洗浄率93%という報告があります) |
| 4 | ☐ パフに汚れ・硬化・変色がないか | あれば新品へ交換。リフィル購入時に予備パフを確保しておく |
| 5 | ☐ リフィル交換時にケース内側とミラーを清拭したか | 未実施なら交換前に清拭。ケースは肌に触れないが粉体が滞留します |
| 6 | ☐ 紫外線吸収剤でかぶれた既往がないか | 既往があれば医師・薬剤師に相談。ホモサレートは表示順4番目に配合 |
| 7 | ☐ 使用中の異常時にどう動くか決めているか | 赤味・はれ・かゆみ・刺激・白抜け(白斑等)・黒ずみが出たら即中止し皮ふ科専門医へ |
注意
施術後に強い痛み、腫れ、水疱、広範囲の赤みなど想定外の症状が出た場合は、化粧品での対処を考える前に施術を受けたクリニックへ速やかに連絡してください。市販品を重ねると症状の判別が難しくなる場合があります。
施術後はいつから使える?経過日数×肌状態の判断フロー
| 経過 | 肌の状態 | 判断 | 推奨ライン |
|---|---|---|---|
| 当日 | 熱感・赤み・処置直後 | 使用しない | — |
| 翌日〜2日 | かさぶた・浸出液あり | 使用しない | — |
| 翌日〜2日 | 赤みのみ・保護テープなし | 医師の許可を前提に薄づきのみ | ザ グロウを薄く |
| 3〜7日 | 赤み残存・乾燥 | 薄づきで可 | ザ グロウ(SPF50+・PA+++) |
| 3〜7日 | 皮脂・テカリが戻ってきた | 通常量へ移行可 | ミュイ(セミマット) |
| 7日以降 | 完全に落ち着いた | 通常使用 | ザ マットを含め自由に選択 |
落とし方まで含めて設計する
- クレンジング料を十分な量取り、こすらずに乳化させます。
- 指の腹で圧をかけず、短時間でオフします。
- すすぎはぬるま湯(体温よりやや低い程度)で行います。
- 拭き取りシートでのこすり落としは、この時期は避けます。
ラネージュ クッションファンデの色選びはどう決める?
色番の読み方
- 数字=明るさ:小さいほど明るい(17 < 21 < 23 < 25)。ザ マット/ザ グロウは17・21・23・25の4段階です。
- アルファベット=アンダートーン:C(クール)はピンク寄り、W(ウォーム)は黄み寄り、N(ニュートラル)はその中間。手首の血管が青紫に見える方はC、緑に見える方はW、判断がつかない方はNから試すのが無難です。
- ライン体系を確認する:ザ マット/ザ グロウは17N・21C・21W・23N・25Cの全5色。ミュイは全4色展開で、ライン間で同じ数字を選んでも同じ色とは限りません。乗り換え時は色番を一から選び直してください。
迷ったときは21番台から
施術後は「いつもの色」が合わないことがある
注意
施術直後の肌に店頭テスターを直接塗ることは避けてください。テスターは不特定多数が使用しており、バリア機能が低下した肌には衛生面のリスクがあります。色決めは施術前に済ませておくのが安全です。
ラネージュ クッションファンデが崩れるときの原因別対処
原因1:皮脂による崩れ(Tゾーンからヨレる)
- 皮脂吸着系の下地をTゾーンのみに使い、頬には使いません。
- クッションは薄く1層で仕上げます。
- 仕上げにパウダーをTゾーンだけに極薄で重ねます。
- 日中はあぶらとり紙で押さえてから、パフで軽く整えます。
- ライン選択としては、マット系のザ マットまたはセミマットのミュイが向きます。
原因2:乾燥による崩れ(頬や口元が粉っぽくなる)
- スキンケアを浸透させ、肌表面が落ち着いてから塗布します。
- 保湿下地を頬・口元に重点的に使います。
- パフを転がすように置き、こすらないようにします。
- ライン選択としては、ミュイまたはツヤのザ グロウが向きます。
原因3:量の入れすぎによる崩れ
ラネージュ クッションファンデはどこで買える?流通経路が最大のリスク要因
なぜ流通経路が「危険性」の本丸なのか
国内正規流通の主なルート
- LANEIGE Japan公式オンラインストア — 全ラインの色番・仕様・全成分が公式情報として確認できます。
- Qoo10公式ショップ — ザ マット/ザ グロウは2026年2月21日にQoo10で先行発売されました。公式ショップかどうかの確認が必要です。
- バラエティショップ(ロフト、プラザ等) — 実物のタッチアップができる利点があります。
- Amazon・楽天市場 — 販売元がブランド公式かどうかを必ず確認してください。同じプラットフォーム内に正規・非正規が混在します。
化粧品の健康被害相談は実際に多い
補足
ネオクッションシリーズは2020年のローンチから2025年12月末時点でグローバル累計1,000万個を突破したとアモーレパシフィックジャパンが公表しています(2026年2月)。流通量が多いということは、それだけ非正規流通も生まれやすいという意味でもあります。
やってはいけないNG対応
- かさぶた・浸出液がある部位にファンデーションを塗る — 医師の指示を待ってください。
- 赤みを隠すためにマットタイプを厚塗りする — 密着性の高い処方は落とす際の摩擦が増え、回復途上の肌には逆効果になりやすい選択です。
- 拭き取りシートでこすり落とす — 摩擦での除去は避け、クレンジング料で乳化させてください。
- クッションのSPFだけで紫外線対策を済ませる — 実塗布量は基準量を下回る可能性が高く、施術後の色素沈着対策としては不十分です。
- パフを洗わずに使い続ける — 未洗浄率93%という報告があります。施術後の肌ではとくに避けてください。
- 並行輸入・個人輸入品を「同じ商品だから」と価格だけで選ぶ — 表示や品質保証の前提が異なります(国民生活センター注意喚起)。
- 店頭テスターを施術直後の肌に使う — 色決めは施術前に済ませてください。




