まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
結論早見表:区分と施術前後に休む成分で比べる
| 商品・タイプ | 区分 | 有効成分(確認できたもの) | 表示できる効能 | 価格・容量 | 1mlあたり | 施術前後に確認したい成分 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| メラノCC 薬用しみ集中対策美容液 | 医薬部外品 | アスコルビン酸(活性型ビタミンC)、トコフェロール酢酸エステルなど4種 | しみ・そばかすを防ぐ、にきびを防ぐなど | 20ml 1,210円 | 約60.5円 | ビタミンC |
| メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液 | 医薬部外品 | 活性型ビタミンC、ピリドキシン塩酸塩など | しみ・そばかすを防ぐ、にきびを防ぐなど | 20ml 1,628円 | 約81.4円 | ビタミンC |
| 肌美精 ターニングケア美白 薬用美白美容液 | 医薬部外品(販売ページの表記) | パッケージで確認 | パッケージで確認 | 30ml・店頭で確認 | ー | 成分表示で確認 |
| ビタミンC誘導体の化粧品美容液(一般例) | 化粧品 | 表示なし | 56項目の範囲内 | 商品により異なる | ー | ビタミンC誘導体 |
| レチノール美容液(一般例) | 化粧品または医薬部外品 | 部外品なら承認された有効成分 | 化粧品は「乾燥による小ジワを目立たなくする」まで | 商品により異なる | ー | レチノール |
| ピーリング系(一般例) | 化粧品が中心 | 表示なし | 56項目の範囲内 | 商品により異なる | ー | AHA・BHAなど |
- 出典:ロート製薬 公式通販 メラノCC 薬用しみ集中対策美容液、同 プレミアム美容液、ツルハドラッグ 肌美精 ターニングケア美白 商品ページ(医薬部外品の表記)(いずれも2026年11月5日確認)
注意
区分と有効成分は、リニューアルで変わることがあります。買う前に、パッケージの「医薬部外品」の文字と有効成分の欄を確認してください。
医薬部外品と化粧品で、美容液の表示はどこまで違う?

「シワを予防する」や「タルミを解消する」等の表現はできない。ただし、医薬部外品(薬用化粧品)において、しわを改善する等、個別に承認を取得した場合は、承認の範囲内で効能効果を広告することができる。(日本化粧品工業連合会「化粧品等の適正広告ガイドライン 2020年版」)
| 悩み | 化粧品の美容液 | 医薬部外品の美容液 | クリニック(医療) |
|---|---|---|---|
| シミ | 56項目の範囲内 | 「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」(予防の表現) | 内服薬、レーザー、外用薬の処方など |
| しわ | 「乾燥による小ジワを目立たなくする」まで | 承認を受けた商品は「しわを改善する」 | 外用薬の処方、注射など |
63日使うといくら?1mlあたり単価で総額を試算
- 日数:資生堂(2017年)の発表にある9週間(63日)を、比較の目安にします。ほかの商品で同じ期間に効果が出る、という意味ではありません
- 1回の使用量:0.2mlと仮定しました。メラノCCの公式通販ページに使用量の記載がないためです。実際の量は商品の表示に従ってください
- 1日の回数:朝晩の2回と仮定しました(1日0.4ml)
| 項目 | プチプラの部外品(メラノCC) | デパコスの部外品(仮定) | クリニックの外用薬 |
|---|---|---|---|
| 1mlあたり単価 | 約60.5円(1,210円÷20ml) | 400円と仮定 | 自由診療のため施設ごとに違う |
| 63日の使用量 | 0.4ml×63日=25.2ml | 25.2ml | 医師の指示で決まる |
| 63日の総額 | 約1,525円(購入は2本で2,420円) | 約10,080円 | 薬代に加えて診察料などがかかる |
施術日から逆算:いま買うと何日使えて、何本いる?
| 施術までの日数 | 3日前から休む場合 | 使う量 | 必要な本数 | 14日前から休む場合(仮定) |
|---|---|---|---|---|
| 14日 | 11日 | 4.4ml | 1本(約15.6ml残る) | 0日(買っても施術前には使わない) |
| 30日 | 27日 | 10.8ml | 1本 | 16日・6.4ml・1本 |
| 60日 | 57日 | 22.8ml | 2本 | 46日・18.4ml・1本 |
| 予定なし(63日) | 63日 | 25.2ml | 2本 | ー |
表から読み取れること
- 施術まで2週間を切っている:1本の4分の1も使わないうちに、休む期間に入ります。施術の前に新しく買う理由は小さくなります
- 休む期間が長い施設で施術する:60日前に始めても、1本で足ります。2本セットを買う前に、施術先で休む期間を確認しましょう
- 初めて使う商品:肌に合わなかった場合、施術までに肌を落ち着かせる時間が要ります。施術が近い時期に、初めての美容液を増やさないほうが安心です
施術前後に美容液を休む・再開する流れ
- カウンセリングで、使っている美容液を伝える:成分表示の写真を見せると伝わりやすいです
- 施術前に休む:塚原クリニックのブログでは、フェイシャル処置の前後3日間はレチノールなどを含む化粧品を中止したほうが安全だとしています
- 施術直後は保湿を中心にする:TCBのコラムでは、ダーマペンのあとの化粧水や乳液は、12時間程度たってから使うよう案内しています
- 低刺激の保湿を選ぶ:同じコラムでは、アルコールを含まない低刺激の製品を選ぶよう案内しています
- 刺激になりやすい成分を再開する:レチノール、ビタミンC、ピーリング系は、施術先の許可が出てから再開します
- 出典:塚原クリニック「レチノールコスメとレーザー治療」(2021)、TCB ダーマペン後のスキンケア(いずれも2026年11月5日確認)
注意
TCBのコラムが控えるよう案内しているのは「ビタミンCやレチノールを配合した美容液」で、ビタミンC誘導体についての記載はありません。どちらも特定の施設の案内です。誘導体の扱いや、レーザー・ピーリングなど別の施術での休止期間は、施術先に確認してください。
美容液で様子を見る悩みと、皮膚科に相談したい悩み
- シミ
- 日焼けによるシミを予防したい → 美白の承認効能があるプチプラ部外品で様子を見る
- 頬に左右対称のぼんやりしたシミ(肝斑かも) → 皮膚科を受診する
- 濃いシミ、ほくろのようなもの、急に変わったもの → 皮膚科を受診する。消したい場合は美容医療も検討する
- しわ
- 乾燥による小じわ → 保湿を見直し、しわ改善の部外品も選択肢にする
- 表情じわ、深いしわ → 美容医療のカウンセリングで相談する
- 毛穴・ニキビ跡
- 皮脂や毛穴の目立ち → ビタミンC誘導体の美容液で数週間〜数ヶ月様子を見る。化粧品として表示できる効能は価格で変わらないため、プチプラから試せます
- 赤みや炎症が続くニキビ → 皮膚科を受診する
- 凹んだニキビ跡 → 美容医療を検討する
プチプラ・ネット通販で気をつけること
購入前のチェックリスト
- [ ] 日本語の成分表示と、販売元の連絡先がある
- [ ] 「医薬部外品」の表示が、うたっている効能と合っている
- [ ] 頭髪用など、別の用途の商品をまつ毛や顔に使おうとしていない
- [ ] 「シワが消える」「タルミ解消」など、化粧品では認められない表現で売られていない
- [ ] 腕の内側などでパッチテストをしてから、顔に使う予定にしている
注意
赤み・かゆみ・ヒリつきが出たら、すぐに使うのをやめましょう。治らない場合は皮膚科を受診してください。
まとめ:表示で選び、施術日で本数を決める
最終確認日:2026年11月5日




