まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
結論:ティントリップは「タイプ→色→唇の状態」の3ステップで選ぶ
ステップ1:タイプを決める(所要1分)
- とにかく落ちにくさ重視 → ウォーターティント/インクティント
- 持ちとうるおいのバランス重視 → オイルティント
- 乾燥しやすい・荒れやすい → バームティント/グロウティント
- マットな仕上がりが好き → ムースティント(ただし乾燥対策は必須)
ステップ2:色を決める(所要3分)
- 唇の色が濃い方:淡い色は発色せず沈むため、彩度の高い色か、ベースコントロールが必要です
- 唇の色が薄い方:ほぼ商品のスウォッチ通りに出るので、色選びの自由度が高くなります
ステップ3:唇の状態と照らす(所要1分)
ティントリップで失敗する主な原因は何ですか?

原因1:タイプと目的が噛み合っていない
原因2:自分の唇の色を計算に入れていない
原因3:落とし方が合っていない
原因4:唇そのものが荒れている
注意
「ティントを塗ると必ずヒリヒリする」「塗っていない日も荒れが続く」という場合、単なる乾燥ではなく接触皮膚炎や口唇炎の可能性があります。自己判断で使い続けず、皮膚科の受診をご検討ください。
原因別の見分け方:自分はどのパターンかを判定する
| 症状が出るタイミング | 主に疑われる原因 | 最初にすべき対処 |
|---|---|---|
| 塗った直後にしみる・ヒリつく | 唇のバリア低下、成分刺激 | 使用中止し唇の保護を優先 |
| 塗って数時間後に乾く・皮むけ | タイプ違い(水系・ムース系) | オイル/バーム系へ変更 |
| 色が沈む・思った色と違う | 唇の元の色との相性 | 色補正下地か彩度の高い色へ |
| 落とした後に色が残る | 落とし方の誤り、色素残り | 専用リムーバーで摩擦を抑える |
| 数日〜数週間続く赤み・かゆみ | 接触皮膚炎などの可能性 | 皮膚科の受診を検討 |
判定1:しみるのは「今日だけ」か「毎回」か
判定2:他社製品でも同じことが起きるか
補足
判断に迷う場合は、症状の写真を日付つきで残しておくと、受診時の説明がスムーズです。「いつから・どの製品で・どんな症状か」の3点をメモしておくと診察の精度が上がります。
具体的な解決方法:タイプ別の比較と選び分け
タイプ別比較表
| タイプ | 発色 | 色持ち | うるおい | 乾燥しやすさ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウォーター | 鮮やか | 長い | 低い | 高い | 短時間で仕上げたい・落ちにくさ重視 |
| インク | 濃い | 非常に長い | 低い | 高い | マスク・飲食が多い日 |
| オイル | 中〜高 | 中 | 高い | 低い | 初めての1本・バランス重視 |
| バーム | 淡い | 短め | 非常に高い | 非常に低い | 乾燥しやすい・ナチュラル志向 |
| ムース/ベルベット | 濃い | 長い | 低い | 高い | マットな質感が好み |
色選びの実践手順
- 唇の元の色を確認する:鏡の前で無色リップのみを塗り、自然光で見ます
- 手の甲ではなく指先や唇の端でテストする:唇に近い血色の場所で見ると誤差が減ります
- 室内照明と自然光の両方で確認する:店頭の照明は色が明るく見えやすい傾向があります
- 2度塗りした状態で判断する:ティントは重ねるほど色が変わるタイプが多いためです
- 30分後の色を見る:ティントは時間経過で発色が変化する製品があります
パーソナルカラー別の目安
- イエベ春:コーラル、アプリコット、明るいオレンジレッド
- イエベ秋:テラコッタ、ブリックレッド、ブラウンレッド
- ブルベ夏:ローズピンク、モーブ、くすみピンク
- ブルベ冬:ビビッドレッド、プラム、青みピンク
ケース別の対処:唇の状態・シーン別に選ぶ
ケース1:乾燥・皮むけが慢性的にある
ケース2:マスク着用時間が長い
ケース3:唇の色が濃く、色が沈む
ケース4:美容医療でリップの施術を検討している
注意
リップへのヒアルロン酸注入には、内出血・腫れ・左右差・しこり、まれに血管閉塞といったリスクが伴うとされています。ダウンタイムは数日〜2週間程度、費用は片側・全体などの範囲や薬剤量により幅があり、1回あたりおおむね数万円〜十数万円程度が目安とされますが、クリニックにより大きく異なります。効果の持続期間にも個人差があり、永続するものではありません。検討の際は必ず医師のカウンセリングを受け、リスクと費用の説明を受けたうえでご判断ください。
予防・再発防止のコツ:荒れずに使い続ける
落とし方の手順
- リップ用リムーバーまたはクレンジングオイルをコットンに含ませる
- 唇に10〜20秒ほど乗せて色素をなじませる(こすらない)
- 力を入れず、内側から外側へ一方向で拭き取る
- 残った色は再度含ませたコットンで軽く押さえる
- 洗顔後すぐに保湿リップやワセリンで保護する
週に1〜2日は「ティントを使わない日」を作る
紫外線対策も併せて行う
専門家・公的情報の見解はどうなっていますか?
化粧品を使用して、皮膚に赤みやかゆみ、腫れなどの異常が生じた場合は、直ちに使用を中止し、皮膚科専門医などに相談してください。(国民生活センターの注意喚起の趣旨より)
医薬部外品と化粧品の違い
情報の鮮度に注意
やってはいけないNG対応
NG1:荒れた唇に重ね塗りしてごまかす
NG2:スクラブで無理に角質を落とす
NG3:ボディ用クレンジングでゴシゴシ落とす
NG4:症状があるのに市販薬だけで様子見を続ける
NG5:SNSの「絶対荒れない」情報を鵜呑みにする
注意
唇の腫れが急激に進む、呼吸が苦しい、広範囲に発疹が出るなどの症状がある場合は、アレルギー反応の可能性があります。速やかに医療機関を受診してください。




